犯罪・刑事事件の解決事例
#後遺障害等級認定 . #人身事故

高次脳機能障害で5級(併合2級)を獲得

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篠木 光洋 弁護士が解決
所属事務所つくば第一法律事務所
所在地茨城県 つくば市

この事例の依頼主

10代 男性

相談前の状況

高次脳機能障害は外形的に判別が難しい一方,生活への影響は極めて大きなものとなります。高次脳機能障害の程度を判断するにあたって,周囲の家族から見た生活状況を報告する書面を適切に書くことはとても大切です。また,高次脳機能障害を認定する調査においては,本人が専門家と面談することになりますが,このときどのような意見を述べるかもとても大切です。

解決への流れ

怒りっぽくなった,物忘れが激しくなった,性格が変わってしまったという生の事実を漫然と主張するだけでなく,法律的にどのような意味を持つのかをきちんと整理して相手に主張することがとても大切になってきます。また,知能テストの結果など,適切な知識がないと,法律的にどのような意味を持つのか,きちんと伝えることはできません。そこで,家族からみた本人の生活状況の報告書面を作成する手助けをし,本人にも面談の際の受け答えのアドバイスをしました。さらに,知能テストの結果などが高次脳機能障害とどのように関係があるのかを意見書として作成し,結果的に5級の認定を受けることができました。

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篠木 光洋 弁護士からのコメント

適切な知識を持った弁護士でなければ,高次脳機能障害を適切に主張することはできません。しかし,弁護士は医師ではないため,医学と関連する主張を適切にできるとは限りません。この点,当事務所は茨城県でも有数の,顧問医のいる法律事務所であり,怪我につよい法律事務所であることが特徴です。高次脳機能障害などの複雑な事故については,医師と強い連携をすることで初めて適切な賠償を実現できると考えています。