この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
当事務所の依頼者の車両が車線に沿って直進していたところ,側道から車両の頭を出してきた相手車両と衝突した事案でした。依頼者の車両が事故の直前にアンダーパスをくぐっていた、相手車両から依頼者の車両の方向への見通しが悪かった等の特殊事情が多数ありました。ご依頼前に相手方から提示されていた過失割合は,ご依頼者:相手方=25:75でした。
解決への流れ
実況見分調書を取寄せ、双方の車両のスピードや見通しの状況等の綿密な分析のもと、相手方代理人と交渉しました。その結果,当初主張していた過失割合を依頼者に有利に変更し、ご依頼者:相手方=15:85となりました。そして,慰謝料や代車料の増額もあって,依頼者が受け取る賠償額を当初の提示額より大幅に増額させることができました。
この事故では、相談の段階では過失割合についてかなり不利な内容が提示されていました。そのため、実況見分調書の取寄せ及びその分析等,綿密な調査を行いました。そして,事故態様に沿ったあるべき過失割合に基づいて、損害額を算出し、回収ができました。なお、過失割合のみならず、慰謝料等についても増額できたため、依頼者の被害を大幅に回復できました。