この事例の依頼主
女性
相談前の状況
交際していた人が、実は既婚者だったようです。確かに違和感はありましたが、私もそこを見ないフリして交際をしていました。「不貞をした」ということで、交際相手の奥様から慰謝料を払うようにと、裁判所から封筒が来ました。交際していた人とは連絡が取れなくなり、どうしていいか分からず混乱しています。
解決への流れ
裁判所から来た封筒と、事前に先生に言われていた交際相手との写真や、ラインのやり取りをプリントアウトして、先生のところに伺いました。「不倫をしてしまったということで、弁護士の先生には叱られるかな?」と思っていたのですが、先生は不貞の事件に慣れていて、彼に裏切られた私の気持ちもよく聞いてくれて、頑張って裁判に対応しようという気持ちになりました。その後、先生に裁判の対応を依頼したので、第1回目の裁判が始まる時には、全て先生にお任せできる状態になり心強かったです。
相談者様から見せていただいた資料を見ると、やはり、「独身と完全に騙されていた」と言い切ることが難しいと感じました。裁判を進めていく中で、リスク(なんとなく既婚者と分かっていた部分)があることを冷静にご理解いただけたので、速やかに裁判対応のご依頼を受けることにしました。一方で、交際相手の男性の言動には相当問題があると感じましたので、しっかりと戦っていく方針を立てました。最終的には、その男性も裁判に関わらせる手続きを取り、三者で解決をする形にしました。