この事例の依頼主
10代
相談前の状況
お子さんが多数の窃盗事件を起こしてしまい,警察や被害者対応をどのようにしていいかわからないとの相談がありました。
解決への流れ
警察に対しては,お子さんが幼いため,取調べにあたっては十分孫展を配慮するように求めるとともに,弁護士が取調べに立ち会い,不当な取り調べが行われないよう対策しました。被害者の方々に対しは,発覚している前被害者に連絡をとり,謝罪と行うとともに,示談を成立させ,また非行を行った少年のプライバシーのために,事件のことを他言しない旨の約束を取り付けました。
身心の発達途中の少年の場合,警察での取調べにより精神的なショックを強く受けてしまうことがあります。そのため,取調べに当たっては,細心の注意が払わなければなりません。このケースの場合,事件発覚後,早期に弁護士に連絡を頂いたため,十分な対策を取ることができました。また,少年事件においても,被害者への補償が大切です。このケースでは,警察と連携し,被害者対応が比較的円滑に行えました。